猫が車に入り込むことで起こる事故を防ぐためのプロジェクト「#猫バンバン」。日産自動車のツイッターアカウントで呼びかけたのがきっかけだそうです。

猫バンバンのやり方

公式ホームページには「クルマに乗る前にボンネットを軽くたたき、エンジンルームやタイヤの間に猫がいないか確認するアクション」と定義されています。動画でみるとわかりやすいです。ボンネットに乗ってエンジンの余熱で暖をとっている猫はよく見かけますが、エンジンルームの中まで入ることもあるんですね。

 

猫バンバンの効果

http://www2.nissan.co.jp/SOCIAL/CAMP/NEKOBANBAN/

職業柄、実際にどのくらい猫バンバンに効果があるのか気になりましたが、すでにアンケートが取られていたようです。ボンネットの中に入っていたのは3件ですが、3/208は決して低い確率ではありませんね。

タイヤの前後や車の下は、エンジンをかけたときに猫自身が気がついて逃げられそうですが、ボンネットの中は非常に危険です。冬場の猫にとって雨風をしのげ、そして暖かいエンジンルームは最適な休憩所になります。最初の動画でも複数の猫がエンジンルームの中に隠れていましたね。一度エンジンルームに侵入することを覚えた猫は何度も入ってしまうでしょう。

最後に

数枚ステッカーあります、当院まで。

私は車の底からエンジンルームに侵入できるような構造になっていることを知りませんでした。ボンネットの中まで入っていると実際にバンバンしてもむしろ怖がって出てこない可能性もあるので、気配を感じたときはエンジンルームを開けてみることも大事ですね。実際に当院の看護師は過去に腕が巻き込まれた子猫を治療した経験があるそうです(今は元気になったとのこと)。少しの思いやりで悲しい事故を防ぐプロジェクト猫バンバン、定着していくことを願います。

おまけ

猫バンバンのロゴは英語バージョンもあり「#Knock Knock Cats Before You Drive」となっています。ステッカーやマグネットを車に貼るのであれば英語の方がかっこ良い、という方は英語バージョンもダウンロードできるようです。みなさんも車に乗る前の一手間、習慣付けてみてはいかがでしょうか。

http://www2.nissan.co.jp/SOCIAL/CAMP/NEKOBANBAN/EN/

“#猫バンバンプロジェクトについて感じたこと” への1件のコメント

  1. こんばんは。記事拝見させて頂きました。私も、車乗る前は、大きな音を立てて人きたよ〜アピールをしてちょっとしてから車を動かす事にしてます。エンジンかけてからすぐ動かすのはちょっと怖いので。

    この記事とは関係ないのですが、我が家では野良の仔猫を拾っては、育てて里親にあげる事をしています。今回来た仔猫は、生後1ヶ月は経ってたけど、300gしかない小さな子でした。つい2週間前まで、ウェットフードとミルクを交互に食べるのですが、すぐ吐いてそれを食べる、反芻行為をしていました。今まで30匹以上育てて来ましたが、反芻猫は初めてで…何か原因があるのでしょうか?2週間前に猫風邪が発症してから、反芻するに至る程一回で食べられるなくなったからなのか?反芻行為が少なくなり、背骨が見える程ガリガリになりました。体重も1週間で100g落ちる程。掛かりつけのお医者さんに600gになったので、なんとか抗生物質?を打ってもらいました。猫風邪をひく子はたくさん見て来たのですが、反芻行為が気になって仕方ありません。ただの食べ過ぎで戻してたなら問題ないのですが…もし、解るようでしたらご返答お願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。