先日休みの日にかねてより行きたかったTCG、東京キャットガーディアンに行ってきました。(TGC=東京ガールズコレクションに似てますね)最近、当院でもTCGから引き取ったという猫ちゃんが来院することがしばしばあります。
今回は大塚シェルターに行ってきました。ここは開放型シェルターということで猫と触れ合える空間を提供しています。シェルターなので里親の募集が主な活動目的なのですが、譲渡希望の方だけでなく、猫に会いに行くだけでも大丈夫ということなので見学も兼ねて、猫と触れ合ってきました。
猫シェルターの見学にはいくつか注意事項があるのでHPから事前に確認すると良いと思います。
上の写真が大塚シェルター二階のスカイシェルターです。壁際と天井の一部がガラス張りになっていて、日当りが良いですね。
平日の日中に行ったので混雑していませんでしたが、土日は一杯になって入場制限がかかることもあるそうです。
壁際には猫に関係する漫画や本が沢山、新旧にゃんこ先生(いなかっぺ大将、夏目友人帳)も全巻揃ってました。
私がいままで見て来たシェルターと比べて、日当りも良くすごく綺麗でした。またHPや里親さんへの譲渡システムなどがきっちりしていました。恐ろしい話ですが最近ではシェルターから引き取った猫を虐待するような人もいるので、そういった事件に対する対策を随所に感じました。
TCGでは避妊去勢手術を行う動物病院も併設されていて、猫を引き取る時には既に避妊去勢済みだそうです。これは早期避妊去勢といって里親の負担を減らすことと、確実に手術を受けさせるために海外のシェルターでは一般的に行っている方法です。
雄猫は早期に去勢手術を行うと尿道が狭くなり結石が詰まり易くなると信じる獣医師もいますが、これはいまだに早期の手術との因果関係は証明されていません。
今回は1人の猫好きとして見学し、微々たる額ですが支援してきました。こういった活動が広まり、少しでも多くの猫が幸せになって欲しいです。