Photo by hisashi_0822
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今回はとっても軽いテーマです、獣医学的なことは全くありません。最近では「猫人気到来」、「ネコノミクス」といわれていますが、昔からの猫好きからすると、どうしても「いまさら感」があります。それでも猫のグッズや写真展が増えることは嬉しいものです。

私は仕事がら毎日猫と会いますが、同時に猫のオーナーさんにも会っています。それはつまり猫好きの方と毎日会っていると言い換えることができるでしょう。日々猫好きの方と会う中で、皆さん猫を愛していますが、猫好きは大きく分けて4つのグループに分かれるのではないかと感じています。

タイプ1 可愛さにやられた

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猫というのは大変美しい動物で、数ある動物種の中でも最も完成度の高い種の1つといえるでしょう。多くのファッションブランドが猫をアイコンにするのも単純に骨格、顔が美しいからではないでしょうか。猫の可愛さについては過去にコラム(なぜ猫は可愛いのか)で解説しましたので、参考にしてみて下さい。

このタイプの方はある意味、単純に猫の可愛さにやられ猫好きになった方々です。可愛さというのは外見的なことだけでなく、動き、性格なども含まれます。このタイプの方はやはりネーミングもかわいい感じになり「ミュウ」「ルナ」「こたろう」「テンテン」といった響きの名前が多いように感じます。

タイプ2 下僕

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猫を主人として崇め、自ら下僕とへり下るタイプです。猫は生れながらに高貴な雰囲気を纏っていますので少しわかる気もします。このタイプの方は主人である猫を喜ばすのが大好きなので、いろいろと工夫をします。

猫は犬のように簡単には喜びませんので、四苦八苦しますが、その苦労を楽しんでいるのではないでしょうか。猫が嬉しそうにすると、下僕タイプの方はとても満たされます。ネーミングは「ヒメ」「クロエ」「レオ」「景虎」といったやはり高貴な感じが多いように感じます。

余談ですが、「先生」「社長」と言った名前の猫もたまにみますが、そう言ったタイプはどちらかというと冗談で呼んでいたのがそのまま定着したパターンが多く、本当は崇められていないという点で下僕タイプとは異なるのかなと感じます。

タイプ3 前世は猫

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猫にシンパシーを感じ、前世は猫に違いないと思っているタイプです。このタイプは、猫の決して動じないマイペースさ、クールで知的な佇まいに惚れ込んでいます。実際にオーナーさん自身も少しシャイでマイペースな性格で、協調性が重視される現代社会に生きづらさを感じているかもしれません。「今世も猫に生まれたかったなぁ」が口癖です。

特にネーミングに偏りはありませんが、「寿(コトブキ)」「フグ」「アルファ」など、どちらかというとオリジナリティがある名前が多いです。ちなみに私はここに入ります。

タイプ4 もはや理由は忘れた

Photo by hisashi_0822
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ふとしたきっかけから、長年猫と暮らしており、生活の中に猫がいることがごく自然になっているタイプです。「なんで猫好きなの?」と聞かれても答えに窮してしまうかもしれませんが「好きだから好き」としか答えようがありません。

ネーミングはあまり凝らず、シンプルに「タマ」「チビ」「ジジ」「トラ」など。また昔の猫にそっくりという場合は「二代目ミミ」や「ジョージ Jr (ジュニア)」ということもあります。

おわりに

いかがだったでしょうか、あなたはどこのタイプに当てはまりますか?「私はこの中にはない!」という方は教えて下さい。タイプ別の名前は私の個人的な印象なので、「うちのこはコタロウだけど下僕タイプです」という方も沢山いると思います。猫が大好きなのは共通ですが、猫好きにも色々な方がいるなぁ、と日々感じます。

“猫好きを分類すると4タイプに分かれる” への29件のコメント

  1. あたしは、どこにもあてはまらないかな(苦笑)
    今 二匹かってますが
    昔は大嫌いでした
    そもそも飼うことになったのも取引先の会社に住み着いた野良猫が子供を産んでしまって保健所にいくしかないという強烈な取引先のお客様の瞬間に出くわしたところからはじまりました
    元々犬が大好きで猫が大嫌いだった自分
    動物は、大好きですが猫は大嫌いでした
    理由は、野良猫に庭にウンコをやられてばかりいて
    それが耐えられなかったからです
    けど、保健所にもっていかなければいけないという事情の生後1ヶ月未満の子猫5匹
    あの子猫らをみて見てみぬ振りができませんでした
    結局友達とかに呼び掛け引き取ってもらい二匹があたしの担当になりました
    そこから、大変でしたが今じゃ立派な猫バカになってます( =^ω^)

  2. 全タイプだと思います(笑)。ただし今でも自分は野生の大型のネコ科動物だと感じているので(人にも言われたことアリ)、うちのねこたちは私のことをボス猫だと思っているに違いありません(^^;

  3. 4なんでしょうか…。さほど長年、猫と暮らしてはいませんが、犬に比べて、猫は「拾っちゃう」率が高いもので(笑)。で、今の2匹は「たま」「みーこ」って、そのままやん(笑)。
    以前は、「紅緒」とか「小町」とかもいましたが、これは私ではなく妹の命名。妹はタイプが違うのかも。

  4. 2です。下僕です。ええ、そりゃもう下僕でございます。
    我が家の主様達は、末吉さんと小夏さんです。
    どっちが兄だか姉だかわかりませんが、
    きょうだいなのは間違いないです。

    我が家にいらした当初、健康を害しておられましたので、姓名判断で、健康と元気を願って命名させて頂きました。
    多少、病院のお世話になるときもありますが、基本的にはお健やかに成長されまして推定11歳。
    あと10年は最低でも元気でいて頂きたく、下僕もより一層、精進する所存でございます。

  5. 1なんですが、名前はタマです。仕事で中国に行っていた際に飼いはじめ、猫の飼い方の本に、周りで使わない言葉だと名前を早く覚える、とあったので、日本語の名前にしました。

    近くで生まれたのを2ヶ月の時にもらって、可愛くて可愛くて、あらゆる仕草に身悶えするほどでしたが、白の長毛でゴージャスに成長し、ツンデレなお姫様に。すでに私も下僕の様相を呈しています。このツンデレ姫が、もしナマコのような見た目だったら可愛いとは思えなかったと思うことから、やはり可愛いから好きなんだろうと思います。

  6. タイプ4です!

    生まれる前から家猫が居て現在7代目くらいです。
    驚いたのはネーミングセンスも合致していたこと。
    「ミミ」は三代目までいて、他は「クック」「ネココ」「ミケミ」など
    2音以内の単純な名前ばかりです。

    これには推測される理由があって、「ミミ」が続いたのは
    同居していた高齢の祖母が間違えにくく呼びやすいと思ったから。
    その他の猫も自分ひとりではなく家族や地域、世界全体で育てているという
    自然一帯の観念から付けたのだと自分では分析しています。

    つまりは、名前なんて添え物であって存在そのものを重視しているんでしょうね~

  7. 全部でした。
    マイペースでシャイで気まぐれなので、よく猫っぽいと言われますし、自分でも前世は猫だと思ってます。
    実家では私が産まれる前から猫を飼っていたので、猫がいるのは当然のような感じです。

    結婚して実家を出てからは飼ってなかったんですけど、やっぱり猫が好きで飼いたいと思い、拾った猫を飼ってます。

    時には母親になり、時には下僕のようになり、って感じです(^^;)

  8. 私は愛猫を「可愛い子ちゃん」と呼ぶ位なので、1かな。名前も太郎なので。

  9. 4です
    小さい頃からずっと猫と暮らしています
    猫がいない暮らしは考えられませんね

  10. 私は、4かなぁと思います。子供の頃からずっと一緒に暮らしてたから…けど、我が家の子達は、希多(まお)、希衣(希衣)、吏希(りき)、光希(こうき)、希朱(ましゅ)と名前には、かなりこだわって付けました。

  11. 1が近いかなぁ
    でも可愛いからだけじゃなく 可愛くない所も好きです 名前も可愛い系でもロマンチック系でもありません お互いツンデレですかね

  12. 初めてコメントします。私はどのタイプでもないような。病気になり自宅療養していた時に、いつも猫が添い寝して側にいてくれました。猫なしの生活は人生は考えられません。ちなみに名前は、ぺこちゃんです。

  13. 2です。ですが下僕とは呼ばずに、猫様に選ばれし騎士だと思っていますw
    猫様方が現世での快適な暮らしを満喫できるよう日々目を光らせ、天国へお送りするまでお守りするのが私の務めです。
    保護した5匹全員がシニアとよばれる歳になり少し心配事も増えましたが、騎士団で一致団結し、無事にお送りする日まで守り抜きます!

  14. まさに1です。友人が野良猫の赤ちゃんを保護して、一目惚れ。うち子にしました。名前は小太郎です。なんとなくうちに居着いてしまった前猫の名前が太郎で、その猫にそっくりだから小太郎。

  15. 特別、猫も犬も好きではなかったのですが。
    猫大好きな旦那さんのからみで兄妹ニャンズの里親になったら…余りの可愛さにメロメロになりました。女の子のニャンコの名前がミュ〜ちゃんです(⌒-⌒; )

  16. こんにちわん
    面白いので時々みにきて足跡を残しますね。
    私は犬のしつけ方教室を経営していますが
    タイプ4で、1も兼ねます。猫の美しさ、フォルムも生き方も、
    研究してもしたりませんので、先生のブログに学ばせていただきます。

  17. 私も傷ついた野良猫を保護して病院に連れて行き、そのままうちの子です。

    動物好きなので、そこにいたのがライオン!?でも同じだったと思います。
    アフリカに暮らしていなくて良かった~と思っています(笑)

  18. 私はタイプ1ですね。元々は犬好きでして、猫ちゃんと暮らすことなんて想像もしませんでしたが、妻と娘が飼いたいと言い出したのをきっかけに、ブリーダーさんのお宅にお邪魔したのが運のつき、一瞬で可愛さに打ちのめされ、それからは、、、あれ?やっぱりタイプ2かもしれませんw
    最初の猫ちゃんは1歳ちょっとでFIPで亡くなってしまいました(以前、病院のCONTACT欄にも書かせていただきました)が、今はその子の妹(6ヵ月半)と楽しく暮らしてます。

  19. 初めまして。
    タイプ4。
    生まれた時から猫が居たため もはや理由など無い。
    です。

  20. はじめまして!

    野良猫を保護して飼っている方多いですね…
    私も野良猫3三ヶ月くらいの時に保護して、もうすぐ1歳になる白猫(雌)とさば模様(雄)の兄弟猫と暮らしてます。

    猫はやっぱり見た目の可愛いさに惹かれるので、タイプ1ですね☆
    うちの猫は毎日取っ組み合いのけんか遊びをしていて、猫にとっても2匹いてよかったと思ってます。

    雌猫ミミの方は賢くてクールで、雄猫ミトの方が甘えたな性格です。
    性別によってキャラクターに傾向があるのでしょうかね?!

  21. 私は下僕タイプですwww
    ピッタリ当てはまって大爆笑でした^^。
    チラリ、いえ、ガッツリと我がブログに紹介させてください♪

  22. 現在、3匹の雌猫と同居中です
    1番目(14歳)は生後一か月くらいの時に近所の倉庫の奥で二日間ずっと鳴いていたのを保護。
    2番目(3歳)は野良で生後半年の時に肺炎で弱っていたので病院に連れて行ったり看病しているうちに情が移って飼い猫に。
    3番目(1歳)は、生後2か月の時に野良の母猫に育児放棄されてかなり衰弱していたのを保護し、もう助からなさそうだったので、最期くらい暖かい場所でお腹いっぱい食べさせてあげようと世話していたら元気になって現在に至ります。
    3匹もいると病院代(不妊手術、毎年のワクチン他)、食事代(療法食あり)、トイレの砂代等、経済的に厳しいんですけど・・・
    ↓の笑い男さんと同じで小さな命を放っておけなかったんです。
    そんな感じなのでタイプ4だと思います。名前は「もも」「花」「モカ」です。確かにあまり凝っていません(笑)

  23. 生後2週間で捨てられていた仔猫を保護し一緒に暮らしています。現在1歳半。
    タイプが当てはまりませんが、タチコマという名前にしてるのは個性的な名前に分類されるのでしょうか。

    きっかけは、猫ブームでもなんでもなくてただ目の前の小さい命を見捨てるなんて出来なかった。それだけです。
    が、今では下僕です。

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